箱根地区水道事業包括委託とは

神奈川県企業庁は、民間企業が国内・海外の水ビジネスに参加できるよう支援する「かながわ方式による水ビジネス」の確立を目指しており、その取組みの一つとして、2014年4月から「箱根地区水道事業包括委託」が実施されました。
この委託は、箱根地区における県営水道事業を、民間企業に包括的に委託するもので、委託された民間企業が、水道事業全般を実施することによって、水道運営のノウハウを習得し、事業展開できるように支援するものです。
2019年4月から始まった第2期事業では、危機管理体制の強化等により、一層の安定的な水道水の供給を実現します。
また、今後包括委託を検討しようとする水道事業者が導入しやすい汎用的な公民連携モデルの構築を目指します。


事業概要

件  名 箱根地区水道事業包括委託(第2期)
発 注 者 神奈川県企業庁
受 託 者 箱根水道パートナーズ株式会社
委託内容 水道事業運営に係る包括委託業務
委託期間 2019年4月1日~2024年3月31日(5年間)
業務範囲 浄水施設(3箇所 合計20,000㎥/日)他、各配水池、配管等全施設の管理、修繕、更新 取水から給水栓までの上水供給 料金徴収(検針、未納対策含む)
入札方式 公募型プロポーザル方式


対象地区について

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【包括対象地域】箱根町北部
(仙石原、宮城野、強羅、木賀※1、元箱根※2

【給 水 戸 数】 4,331戸 (2022年3月31日現在)

【給 水 人 口】 5,374人(2022年3月31日現在)

【年間使用水量(有収水量)】 2,037,060㎥(2021年度実績)
(旅館等への給水が60%以上)


※南部は、引続き箱根町上下水道温泉課が管轄
※1 木   賀(木賀、新田及び川向に限る。)
※2 元箱根(旧礼場、三右エ門平、禅及び神宮山に限る。)